MENU

中国旅行するなら「指路者」を使って路線バスを楽しもう!

中国へ旅行に行く際に市内での交通手段は何をお使いでしょうか?
ツアー旅行ならツアー会社が手配した観光バスでのやタクシーでの移動がメインかと思います。

実は中国の都市部では路線バスや地下鉄など公共路線が非常に発達しており、市内には網の目状にバス路線網が張り巡らされています。

限られた時間の中ではツアーを利用したりタクシーで目的地に移動するのが効率的ですが、市井の雰囲気を楽しみながら旅行を楽しみたい!という場合には公共バスの利用がとってもオススメなのです。

このページでは市内のバス・地下鉄など公共交通機関の乗換案内帳「指路者」を片手に中国でのバスの乗り方をご紹介いたします。

目次

【中国でのバスの乗り方】

▼中国の市内ではバスが発達しているのでどんどんバスがやってきます。

写真中央にあるのがバス停(場所により形状は異なりますが日本と同じように道路脇にあります。)

▼上部写真のバス停の案内を使用して見方を解説いたします。

  • 路線番号
    このバスは「15系統」の路線です。
  • 始発と終点
    天橋商場から動物園行きの路線です。
  • 現在地
    この場所は「和平門外」のバス停です、下部バス停一覧でも現在地の「和平門下」に矢印で現在地を知らせています。
  • 始発と終電時間:
    首車(始バス5:00)末車(終バス23:00)
  • バス停一覧
    始発から終点までのバス停一覧、次のバス停は「宣武門」ですね。
  • 進行方向、価格。注意書き
    :矢印の方へ進みます、このバスは動物園方向行きです。逆へ行きたい時は大抵道路の向こう側に逆行きのバス停があります。価格:共通1元 、切符販売員なし(切符を販売する乗車員が同乗している路線もあります)、おつり出ません(小銭を用意しましょう)

上記の様に乗り方さえ分かれば便利に利用できます。

【「導路者」で簡単早引き】

上記のようにバス停まで足を運べば一目瞭然ですが旅の予定を立てるのに現地に足を運ぶわけにはいきませんよね?また、バスを乗り換えたり地下鉄から乗り継ぐ場合など現在バス停以外の情報は現地に行かないと把握することができません。インターネットで下調べすることもできますが現地の路上でアクセスするには通信環境が必要となります。

▼そこで便利なのが中国の各都市のバス路線帳「指路者」です。この本は各主要紙内の路線バスや地下鉄、空港リムジンバスなどの公共交通機関の情報を網羅しています。

●指路者でバス停の情報を調べる

・今回は上記で紹介しました「和平門外」バス停の詳細を調べる方法を例にとって紹介いたします。

(1)読み方(ピンイン)から調べる。

ピンインとは中国語の漢字の読み方をアルファベットで表記したもので日本語のふりがなのようなモノです。「和平門外」のピンインは上記にもありますが「HE PING MEN WAI」となり、頭文字のピンインは「H」なので索引のH蘭を見ます。こちらに「H」から始める発音の一覧が書いてありますので「he」を探します。

ありました、「he 何 38」とあります。「何」は「和」と同じく「he」と発音する漢字、代表的な漢字が書いてあるだけですので気にせずに「38ページ」へ進みます。

上記の「和平門外」のように看板にピンインが併記してある場合は問題ないですが、ピンインが不明な場合は頭文字の画数から探します。
「和」の画数は指で漢字を書いてみると・・・「8画」ですね。
画数順作順から探していきますと・・・、ありました!「和 38」とあります。
38ページへ移動しましょう。

(3)バス停一覧から路線番号を調べる

上記の検索結果からバス停名・路線番号詳細一覧の38ページを見ます。
バス停名がピンイン、漢字順に並んでいますので探しているバス停を探します・・・、ありました!「和平門外」バス停の路線番号は「7番」「15番」です。

いかがですか?「指路者」には他にも便利な情報が掲載されていますので少しだけ紹介いたします。

(5)地下鉄駅接続バス一覧

こちらも便利な詳細、地下鉄の駅に接続しているバスの路線番号が一覧で掲載されています。

(6)空港リムジンバス詳細

机场巴士(空港リムジンバス)の経路一覧も掲載されています。
リムジンバスは本数も多くタクシーに比べると格安なので非常に便利です。
ちなみに下記赤線内は「机场大巴3线(北京站)」(空港リムジンバス3号線(北京駅行))は首都机场(首都空港)発が始発7:00〜終バス24:00まで、 北京站(北京駅)発が始発5:10〜終バス21:00まで、となります。

(7)乗換指南(有名場所への乗換案内)

各市内の大学や病院、公園や観光地などを通るバス停の一覧も掲載されております。

(8)観光バス路線

各都市の観光地を回る観光バスの一覧も掲載されております。特に紹介している北京は観光地が多いために充実しています。
ちなみに以下ページA線は、八達嶺万里の長城、民の十三陵をまわる1日コース、出発地点は「前門発車センター」、大人160元、学生125元、シルバー125元(ちなみに160元=約2500円)となります。

▼観光用のダブルデッカーバスも多く走っていますので現地で観光ツアーを利用することも可能です。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる